今年の流行語、集団的自衛権とだめよ~、だめだめ

今年の流行語大賞が発表になり、「集団的自衛権」と「だめよ~、だめだめ」に決定しました。
あんのじょう、マスコミでは「集団的自衛権、だめよ~、だめだめ」といった使われ方がされて、集団的自衛権に賛成な人からはネット上で批判が相次いでいるようです。が、その批判の中に「エレキテル連合」に対して「一発屋のくせに」というようなニュアンスが含まれていることに納得ができません。

私は政治的にどちらよりということはないのですが、まずもって今回の受賞結果を、大方の予測通り「組み合わせてそのまま」見出しに使うというマスコミの、そのレベルの低さにがっかり。

いみじくも物書きであるのならば、そんな安直なヘッドコピー、キャッチコピーって恥ずかしくありません?ただの親父ギャグじゃありません?

私は、日本エレキテル連合のおじさん役のほうの彼女、実はギャグの演出や脚本の実力派だと思っているのです。彼女をとりあげたテレビ番組でネタ作りをしているシーンがあったのですが、今回のだめよ~がたまたま当たっただけで、実はもっとシュールな作品を彼女はたくさん持っています。もちろんお笑いに対する個人的な好みもありますが。

それなのに、「集団的自衛権」と組み合わされただけで、つぶされてしまうのはかわいそう。

てか「集団的自衛権」そんなに流行った?っていうちょっとした疑問もあります。うーん、流行語ではなかったような。